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ごはんのおともに ②梅干し作り・後編

土用の丑の日、天気も今月いっぱいまで猛暑日予報なので、土用干し開始です。
<土用干し>
①梅雨が明けて3日間以上晴天が続く予報が出れば干し始める。
保存瓶から梅を取り出し、ざるに間隔をあけて並べる。赤じそも梅酢を軽く絞ってざるに広げて
3日間天日干しする。日中は一度裏返してまんべんなく日光に当てる。夜は室内に取り込む。
②3日目の日中は保存瓶の赤しそ酢にも日光を当てて取り込む。
梅は一晩だけ夜も出したままにして夜露に当てる。(赤しそは取り込む。)
③保存瓶に梅干しと赤しそを戻して保存する。干してすぐ食べられるが年明けぐらいが食べ頃です。

初日の様子⇩。

3日目の様子⇩。

4日目の様子⇩。しそと梅干しを保存瓶に戻して、完成。

これで食べれると思ったのですが、美味しく食べたいならば年明けまで待つほうがいいみたいです。
梅1kg分は梅干し28個分。
一つ味見といいつつ食べるには、少々もったないような感じがします。
ここは我慢することにして、年明けを待つことを選びました。
猛暑のなか、作った梅干し作り。
すぐに食べられないこの気持ち。
便利な毎日なのに、冬を待たなければならいに不便さを梅干し作りで知るとは不思議な感じがしました。
けれど、
美味しいなと感じて、ちょっとやってみようかな〜と思えたゆとり。
毎日、ご飯を炊く幸せかもしれません。

梅干しの作り方(おさらい)
①塩漬け→②赤じそ漬け→③土用干し→完成
・塩漬け <材料:完熟梅・・1kg 粗塩・・130g>
*1日目
①梅をたっぷりの水でサッと洗う。
②ざるに上げて水気を切って、なり口のヘタを竹串で取り除く。
③紙タオルで水気を丁寧に拭き取り、なり口の部分に塩を詰める。
④ジッパー付き保存袋(約30×30㎝)に梅を入れて、残りの塩を加える。
空気を抜きながら袋の口を閉める。まんべんなく塩がまぶさるように梅を転がす。
⑤バットに④を入れ、同じ大きさのバットを重ねる。梅の2倍の重さ(2㎏)のおもしをのせて、
暗くて涼しい場所に置く。
*3〜4日後
⑥透明な梅酢(=白梅酢)が上げってくると、おもしを軽くし(1kg)、このままさらに数日間おく。
・赤じそ漬け
<材料:上記の塩漬けした梅1kgと白梅酢カップ1 赤じそ(葉)・・200g(2ワ) 粗塩・・40g >
①赤じその葉をよく洗い、ざるに上げて水を切る。ボウルに移して半分の粗塩をもみ込む。
②黒っぽいアクの汁が出るまでよくもみ込んだら、絞る。
③ボウルをきれにして絞った赤じそを戻し入れて、残りの塩でもう一度同じようにもみ込む。
再び出たアクを捨てる。
④再度ボウルをきれいにして、絞った赤じそに白梅酢(塩漬けでできた透明な梅酢)カップ1を注いで
ほぐすときれいな赤紫色になる。
⑤清潔な保存瓶に、漬けた梅を残りの白梅酢ごと入れる。ほぐした赤じそを赤梅酢ごと入れ、
梅の上にまんべんなく敷き詰めて、梅酢に浸かっている状態にする。
・土用干し
①梅雨が明けて3日間以上晴天が続く予報が出れば干し始める。保存瓶から梅を取り出し、
ざるに間隔をあけて並べる。赤じそも梅酢を軽く絞ってざるに広げて3日間天日干しする。
日中は一度裏返してまんべんなく日光に当てる。夜は室内に取り込む。
②3日目の日中は保存瓶の赤しそ酢にも日光を当てて取り込む。
梅は一晩だけ夜も出したままにして夜露に当てる。(赤しそは取り込む。)
③保存瓶に梅干しと赤しそを戻して保存する。干してすぐ食べられるが年明けぐらいが食べ頃です。

<ポイント>
・塩漬けでは、カビ等の異変がないか様子をみます。
・塩漬けも赤しそ漬けも室内の暗くて涼しい場所で置きます。

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