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ご飯のおとも作り ①梅干し作り・前編

ご飯鍋でごはんを炊くようになって、数年。
1日で食べる量を三合炊きサイズの土鍋で炊いていましたが、
今では食べる分ごとに炊くような小慣れたこともできるようになりました。
その日の気分で使い分けるという感じで、
これも土鍋工房でお仕事をしているおかげです。
生活リズムや年齢によって、やはり食べる量や味付けは変わるもので、
主食であるご飯も同じことが言えるかと感じています。
10代の頃はパンに夢中でしたが、いまはご飯にもパンにも夢中。
お弁当の日だって、パスタの日があればおにぎりの日だってあります。
自分の生活・気分にあったメニューを選ぶ幸せを感じ、少し丁寧に少し手間を掛けた生活を過ごせるのは
本当に幸せなことなんだと、土鍋生活から感じております。
そんな土鍋・ごはん鍋生活でやってみたくなったのでが、ごはんのおとも作り。
主菜は土鍋で色々チャレンジしてきました。カレーに肉じゃかなど、料理初心者もやってみようメニューから
しゃぶしゃぶ・白菜ミルフィーユなどの鍋料理。
主食のご飯を炊けば、副菜にもチャレンジして、プリンも作ろうと思える日々。
少しずつ広がっていき、自分の定番土鍋メニューになった頃には、
今度はごはん鍋でご飯が美味しく(心配なく)炊けるようになっており
お漬物があればいいな〜と思うようになっておりました。

そこで今年はおとも作りに挑戦しようと思い、この季節にあった梅干し作りをやってみました。
作り方は、①塩漬け→②赤しそ漬け→③干す(土用干し)の大きく3工程。
材料は、完熟梅・塩・赤しそ、チャック付き袋に保存瓶。
できるかもと思えてしまうくらい、身近なもので作れそうです。

<作り方>
①塩漬け→②赤じそ漬け→③土用干し→完成
・塩漬け <材料:完熟梅・・1kg 粗塩・・130g>
*1日目
①梅をたっぷりの水でサッと洗う。
②ざるに上げて水気を切って、なり口のヘタを竹串で取り除く。
③紙タオルで水気を丁寧に拭き取り、なり口の部分に塩を詰める。
④ジッパー付き保存袋(約30×30㎝)に梅を入れて、残りの塩を加える。
空気を抜きながら袋の口を閉める。まんべんなく塩がまぶさるように梅を転がす。
⑤バットに④を入れ、同じ大きさのバットを重ねる。梅の2倍の重さ(2㎏)のおもしをのせて、暗くて涼しい場所に置く。
*3〜4日後
⑥透明な梅酢(=白梅酢)が上げってくると、おもしを軽くし(1kg)、このままさらに数日間おく。
・赤じそ漬け
<材料:上記の塩漬けした梅1kgと白梅酢カップ1 赤じそ(葉)・・200g(2ワ) 粗塩・・40g >
①赤じその葉をよく洗い、ざるに上げて水を切る。ボウルに移して半分の粗塩をもみ込む。
②黒っぽいアクの汁が出るまでよくもみ込んだら、絞る。
③ボウルをきれにして絞った赤じそを戻し入れて、残りの塩でもう一度同じようにもみ込む。再び出たアクを捨てる。
④再度ボウルをきれいにして、絞った赤じそに白梅酢(塩漬けでできた透明な梅酢)カップ1を注いでほぐすときれいな赤紫色になる。
⑤清潔な保存瓶に、漬けた梅を残りの白梅酢ごと入れる。ほぐした赤じそを赤梅酢ごと入れ、
梅の上にまんべんなく敷き詰めて、梅酢に浸かっている状態にする。

6月下旬に①塩漬けをして、一週間後に②しそ漬けをしました。
⇩これが4日後の様子。

⇩7月中旬(紫蘇漬け三週間後)の様子。見た目には・・変わりナシ。

梅雨が明けて(土用の丑の頃)、3日間以上の晴天の予報がされたら③干し始めると、仕上がるようです。
しかし、できるかな〜と迷っているうちに時間が過ぎて
①塩漬けが遅くなり、まだ紫蘇漬け中に梅雨明けることに・・、土用の丑の頃を見計らって干したいと思います。
祇園祭りが過ぎれば、もうそろそろ干し頃。
楽しみです。

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