料亭のご飯を味わいたいなら人気でおすすめの六鍋のご飯鍋

昔ながらのかまど炊きご飯を味わいたいなら人気でおすすめの六鍋のご飯鍋

■炊飯器と鍋と炊いたご飯の違い

近年では、メーカーの努力もあり炊飯器も年々進化を遂げています。
研いだお米をセットするだけで自動で炊けますし、急ぐときには早炊きモードで手早くすることも可能です。
水加減も炊くお米の量に合わせて目盛りの通りに水を加減するだけでいいですし、白米だけでなくおこわや寿司飯の炊飯モードも選べ、最適な炊き上がりにすることもできます。
非常に簡単なので、忙しい毎日を送っている方に向いています。
ただ、仕上がりが画一的になり味気なさを感じている方もいるのではないでしょうか。
土鍋でご飯を炊けば、水加減や火力を調節して好みの仕上がりにできますし、新米や古米などのお米の状態に合わせて米本来の味を追求できます。
昔の方はかまどに鍋を直火にかけて炊いていました。
強い火力が期待できるので、沸騰した水分を対流させて全体に行き渡らせるため、均等に加熱されて美味しくできたといわれています。
加熱時間を長めにしておこげを作ることも可能でした。
炊き込みご飯を作るときには、しょう油や酒などの調味料や野菜の水分量を考えて水加減を減らし、べちゃべちゃせずに適度な固さのご飯に仕上げることもできおすすめです。

■土鍋でご飯を炊くのは難しいんでしょうか

土鍋でご飯を炊くために、一般的な白米の手順はこのようになっています。
まず、米を研いでから最低30分程度吸水させます。
朝に研いで、帰宅した時間に炊く場合は、炊くまでに時間がかかりますので、冷蔵庫に入れて保存します。
水加減は米1合の約180ccに対し、水は200ccで一般的な調理用カップの1杯分に相当し、米に対して約1.2倍になります。
お米を量るカップは1杯で1合分のことが多いので、水の量を量るには調理用カップを使うと簡単です。
十分に吸収させたら、水ごと米を鍋に入れてぴったりと蓋をします。
強火で加熱を10分、1番弱い火力に抑えて10分そのまま火にかけます。
おこげの作り方は鍋によって色々なので、六鍋のご飯鍋でいうと、
おこげが欲しい時は、強火加熱10分を11分にすればいいでしょう。反対におこげがいらない場合は、強火加減は10分のままです。
強火10分→弱火10分がおわれば、そのまま火を止めて10分程度蒸らします。
蒸らした後はすぐに蓋を開けて、湯気を飛ばすために切るようにほぐします。これで、水気を含みすぎてべちゃっとした仕上がりにならずに済むでしょう。
また、土鍋のご飯鍋で炊き上がったご飯は、おひつに入れ替える必要もありません。
水加減のコツや加熱の仕方を頭に入れておけば、さほど難しいことはありません。
時間も最初は規定通りにし、キッチンタイマーを使って計れば大丈夫です。
むしろ、多くの方がハードルが高いと感じられるのが鍋の加熱時間や手入れのことではないでしょうか。
コンロで火にかけるのに、30分~50分程度占領することになり、煮込みや焼きものの調理をするのにコンロが使えないことが予想されます。
特に単身世帯の賃貸住宅の場合は、一口コンロのことが多く、副菜の支度がやりにくいこともあるでしょう。
鍋の手入れについては、ご飯が鍋肌に付いてしまうので落としにくいことがあります。
炊飯器の場合は、特殊なコーティングがされているので簡単に落とせますが、鍋の場合はなかなか落とせずにたわしでこすらないとキレイにならないのではと心配になる方もいるでしょう。

■ご飯鍋ってどんな鍋?土鍋が炊飯に適している理由は?

近年では、美味しいお米が食べたいという方が多くなり、鍋でご飯を炊くために炊飯専用のご飯鍋が製作されるようになりました。
土鍋が用いられていることが多く、伊賀焼等様々な窯元の品が人気になっています。
熱伝導が良く丈夫なアルミ製の無水鍋や圧力鍋などもありますが、炊きたてのご飯がこびり付いてしまうことがあり、使った後にキレイに落とすのが大変になることがあります。
無水鍋は重量があるので持ち運びが大変なことがありますし、圧力鍋は部品が多いので、手入れが面倒になることもあります。
土鍋の場合は金属に比べて強度がないので割れやすいですし、温度変化が急激に起こると破損する心配がありますが、持ち運びに気を付けるとか、鍋底から炎がはみ出さないようにするとか、きちんと気を付けて使えば心配ありません。
鍋の外側が濡れているままで火にかけると割れやすくなるので、できるだけ外側は濡れたままにしないようにする、洗った後は水気を取って乾かすようにするといいでしょう。
土鍋がご飯鍋に適しているのは、加熱したときに鍋全体に均一に伝わることがあります。
熱が内部に伝わり沸騰した水が米の間を回って対流するので、炊き上がったご飯の間に穴が開いたような状態に見えることがあります。
俗にいうかにの穴で、美味しく炊けたことのサインともなります。
熱を逃しにくく保温性が高いことから、火を止めてもしばらく加熱された状態と同様の温度を保つことも可能です。
火を入れる時間が20分という短時間で炊けることことから、忙しい方でも手早く炊飯できるメリットもあります。
毎日炊飯に使うには、手入れの面でも不安になる方も多いでしょう。
たいていの場合、表面に釉薬をかけて仕上げられているので、表面はざらざらせずにつややかで滑らかな状態をしている鍋がほとんどです。
水を張って30分から1時間程度置いておけば、残ったご飯のこびり付きも取れやすくなります。
炊きたての状態では鍋の温度が高いので、冷めてからぬるま湯を張ると良いでしょう。
急激な温度変化は割れる原因になるので、気をつけましょう。
洗う場合は、自然素材で作られた束子(亀の子束子や椰子製束子)か柔らかいスポンジで表面を軽くなでるようにこすり、水かぬるま湯で流すとキレイに落ちます。
おこげが残ってしまっている場合やこびり付きがひどい場合は、浸け置き時間を長めにするといいでしょう。
シュロたわしや金属製のたわしなどで強くこすることはしないでください。
鍋に傷が付き、ひび割れの原因ともなります。
洗剤は使う必要はありません。
香料の強いものだと香りが移ってしまうこともあるので、注意してください。
洗い終わった後は、風通しの良い場所に置いて乾燥させると良いでしょう。
内部の水滴を取ってから、底が乾きやすいように逆さまにして置くと早く乾燥させられます。

■プロも使っている人気でおすすめの六鍋のご飯鍋とは

どの炊飯用の鍋を購入したらよいか迷う場合は、六鍋で作られている品をおすすめします。
六鍋はプロも使う土鍋を作っている工房で、手作業で作られているために実際に入にするまでに時間がかかります。
使用前にお粥を炊いて割れるのを防ぐ作業をするように記載がある品がほとんどですが、六鍋の場合は全面釉薬が施されているので、そのような作業が必要なくすぐに炊飯に取りかかれます。
また、プロが使う鍋を初心者が使えるのが不安になる方も多いでしょう。
大丈夫です。
サイトには使い方が書かれていますし、カビやひび割れなどのトラブルが起きたときの対処の仕方も載せられています。修繕の相談もすることができます。
ご飯鍋は、最初は加熱に時間がかかることもありますが、使い込むうちに熱伝導が良くなり加熱時間も短縮される傾向にあります。
毎日炊飯に使う方にはうってつけでしょう。
デザインはツバがあるタイプとないタイプがあり、好みの方を選べます。
ないタイプの方は、幅が狭くコンロが小さいタイプの家庭でも使いやすいでしょう。
容量については、1合炊きから5合炊きまでが揃えられていることが多く、家族の人数やまとめ炊きをしたいかどうかで選ぶことも可能です。人気でおすすめです。

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