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主婦にもおすすめしたいご飯鍋の特徴

土鍋で炊いたご飯は、格別に美味しいという声をよく耳にします。

六鍋のような炊飯専用の土鍋でご飯を炊くと、お米全体の一粒一粒にしっかりとムラなく火が通り、熱が行き渡る為に、ごはん粒が立って炊き上がります。
美味しさの証拠であるカニの穴が表面に散在し、丁度いい具合に蒸気が立ち上る美しい姿を眺めていると、これぞ日本人が愛する「Theご飯」だという、風格と郷愁を感じます。
電気やガスの炊飯器で炊くごはんよりも、土鍋で炊く方が人気があるのは、単純に美味しいからですが、六鍋のご飯鍋には、匠の技と形容したくなる特徴があります。
火にかけた鍋の中でお米が暴れると、米粒が立ち上がるように設計されており、一般の土鍋と違って中身が吹きこぼれないような構造になっています。
一合炊きでも充分に美味しく炊き上がり、そのまま冷まして置いておくことも出来ます。
ご飯鍋の蓋はずっしり重たいのですが、意図的に蓋に重量を置くことで、ご飯が炊き上がる際に内部に圧力がかかります。
蓋が軽いとこの圧力が不十分になり、お米の美味しさを引き出せず残念な炊き上がりになってしまいます。
また、鍋と蓋の間にある隙間は圧力や熱を逃がしてしまうため、炊き上がりの美味しさに大きなダメージを与えます。
匠が精魂こめて手作りする六鍋のご飯鍋は隙間が無く、これが美味しいご飯を炊ける秘密のもう一つの理由です。
白米だけでなく、かやくご飯やおかゆなどいろんな炊飯に対応しています。
最近では料理の聖地フランスからの引き合いも多く、もともとがプロの方向けの製品であった関係で、多くのシェフが愛用しています。
ハイテクがもてはやされる現代に於いては、土鍋で炊いたご飯を食べたことがないという方も多いかもしれません。
本当に美味しいご飯を一度召し上がって頂きたいものです。

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