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ご飯鍋のお手入れ方法をご存知ですか?

1合から美味しいご飯が炊けるとご飯鍋が人気です。

炊飯器が普及する前は、ご飯は土鍋やかまどで炊くのが普通でした。
工夫を凝らした炊飯器より、土鍋で炊く方が美味しいのはどうしてでしょう。
土鍋とは、その名の通り土の鍋です。
土鍋に適した土で作られています。
大きな特徴は、熱の伝導がゆっくりだということです。
ご飯を食べた時甘く感じるのは、お米にアミラーゼという成分が含まれているからです。
アミラーゼは、40度から50度で活動が活発になります。
土鍋は熱の伝導がゆっくりであるため、炊飯器よりアミラーゼに適した温度が長くなります。
そのため、土鍋でご飯を炊くと甘く美味しいご飯になるのです。
土の持つパワーはすごいですね。
しかし、良いことばかりではありません。
土でできているため、正しいお手入れをしないとあっという間に壊れてしまいます。
ご飯鍋を手に入れたなら、いつまでも美味しいご飯が食べられるように、正しいお手入れ方法を覚えましょう。
まず、ご飯鍋が土でできていることを忘れてはいけません。
完成品であっても、使用者がひと手間かけなければなりません。
土鍋は、目止めから始まり目止めで終わります。
目には見えませんが、新品のご飯鍋にも細かな穴があります。
目止めをすることでその穴を塞いであげましょう。
使用途中でヒビが入った時も目止めをします。
もし、それでもヒビが埋まらない時、つまり漏れるようなら買い替え時です。
通常のお手入れは、冷ましてから水洗いし、よく乾かすだけで十分です。
スポンジでやさしく水洗いした後は、よく乾かして収納しましょう。
胴体の底は湿ったままにしておくのは禁物です。
湿気は、ヒビとカビの原因になります。
六鍋のご飯鍋は、全釉薬だから、欠けにくく、お手入れがラクだと人気です。
お手入れに時間をかけられないという方は、六鍋で選びましょう。

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