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古くから食べられているすっぽん鍋に必要な土鍋とは

毎日の生活の中で、すっぽん鍋を食べる機会はあまりないという方がほとんどでしょう。
高級料亭や専門店に足を運ばないといけないことも理由の一つで、なじみがない方も多いはずです。
しかしながら、滋賀県にある栗津湖底遺跡からは縄文時代のスッポンの化石が出土しているそうです。
弥生時代の遺跡となるとその量が増えていくようで、このことから、日本人は昔からすっぽんを食していたことがうかがえます。
そして養殖が始まったのは明治時代に入ってからであり、1980年代になると本格的に取り組まれていくようになりました。
因みに天然すっぽんは希少性が高いため、より高級食材であり、雑炊や吸い物に使うとなれば、美味しい出汁の高級料理とされています。
特に中国では、調理以外に漢方薬のもととしても使用されていて、甲羅、爪そして膀胱以外はすべて食べることができる上、すっぽんの血も日本酒やワインなどアルコールで割って提供している店もあるようです。
さて、そんなすっぽん鍋に必要な土鍋は何を重視して選ばれているのでしょうか。
それはやはり、割れないという点です。
なぜならすっぽん鍋というのは、普通の火力だと臭みが出てしまうため、強力な火力で煮込むことが必要で、一緒に煮込む日本酒に含まれるアルコール分を飛ばすことも必要です。
耐熱性と耐火性を兼ね備えた割れない土鍋でなければ、おいしいすっぽん料理を作ることはできないでしょう。
ここで一つおすすめしたい鍋は、六鍋です。
空焚きにも耐性のある土を使って製作されており、飴釉タイプは伝統的な色で人気があって、紅黒タイプはすっぽん鍋以外にも肉料理での使用、陶板として利用されることもあります。
また京都中心の関西地方の料理である、まる鍋とはすっぽんの鍋料理のことであり、すっぽんの形状からそう呼ばれるようになってと言われています。

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